2011年10月16日日曜日

マチアソビ ~1日目 その2~

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10月8日の眉山林間ステージのタイムテーブルですが、このような感じになっていました。

10:00~11:30 開会式
10:30~11:30 つきねこ眉山に立つっ!
11:30~13:45 未来ガジェット電波局 マチ★アソビ出張版&いとうかなこライブ
13:45~14:30 マチ★アソビ チャリティーオークション
14:30~15:00 カッコカワイイ宣言! かおちゃんとトークショーライブ
15:00~15:30 みのりスクランブル&アニメ文庫トークライブ
15:30~16:00 “桜の温度” 皆谷尚美 秋風ライブ
16:00~17:00 アイドルマスター Autumn Festiv@l TOKUSHIMA
17:00~18:30 The Moving Pictures Festival 授賞式
18:30~ The Moving Picutres Festival 受賞作品上映スタート

はい、朝から夜までみっちりですね。他の会場でも一日中何かしらのイベントが行われておりますが、眉山に一日中居続けたとしても充分楽しめるようになっています。山頂にはステージがあるだけでなく、飲食物を提供する屋台が出ており食事の為に下山しなくてもよいように整備されています。私もお昼ごはんに讃岐うどんを頂きましたが、300円とリーズナブルでしたし、味も美味しかったです。他にも徳島ラーメンの屋台が人気でかなりの列が出来ていました。第1回から行われている痛車コーナーは今回もあり、さすがにと言いますか、今回はアイドルマスターの痛車が多かったです。それと、コスプレイヤーの数がとても多かったです。レイヤーさん達にもコスプレの場としてマチアソビが認知されてきているという事なんでしょうか。残念ながら、あまりアイマスのコスプレをしている人はいませんでしたが。

最初のプログラムの開会式が始まる前にステージにつきねこメンバーが上がって公開リハーサルをやっていました。普段はなかなか見る機会の無い、リハーサル時の演者さん達の様子を垣間見ることが出来て楽しいですし、開き直って観客を入れた後にリハーサルをやってしまうところはマチアソビらしさといったところでしょうか。

そして開会式。徳島県知事、徳島市長、徳島市観光協会会長、そしてマチアソビ総合プロデューサを務めているufotableの近藤社長の4人が壇上に揃い踏みしており、これを見るだけでもマチアソビに対する徳島の本気が伺えます。4人ともなかなか個性的と言いますか、「濃い」挨拶を繰り広げていたのが印象的でした。

開会式が終わると続いて「つきねこ眉山に立つっ! 」
まずはつきねこメンバー(阿久津加菜、五十嵐裕美、越田直樹、桑門そら、市来光弘、森谷里美、山本綾)が1曲。私がつきねこの存在を知ったのは第1回のマチアソビの時でしたが、あの時は4人でステージをやっていました。2年のうちに人数が増えていたんですね。公式サイトを見てみるとまだメンバーがいらっしゃるみたいでこつこつとコンテンツを育てているんでしょうね。
歌い終わってから、今井麻美・喜多村英梨が呼び出されてステージに上がり、少しトークをした後、さらに水野愛日がステージに加わって総勢10人の大所帯となりました。失礼ながら水野さんをこの時まで全く存じ上げなかったのですが、キャリアのある方なんですね。この後、水野さん以外のメンバーはステージから降りて水野さんのソロで2曲(花の破片、M -エム-)歌われたのですが、とても良かったです。熱心なファンの方もいるみたいで、ステージ上から見慣れた顔でも見つけられたんでしょうか、とても嬉しそうな笑顔を向けていたのがなんだか微笑ましくて素敵でした。

水野さんが歌い終わり、続いてステージに上がってきたのは・・・今井さんでした。上がるとしてもトリとして最後に出演してくる感じだろうと思っていましたから「もう来るの?」と驚きました。そんな感じで驚いていると、トークもそこそこに1曲目。なんと「花の咲く場所」です。これにも驚きました。つきねこ曲ではなく今井麻美名義曲を持ってくるとは思っていませんでした。考えてみれば前に歌った水野さんもつきねことは無関係な曲を歌ってましたし予想できた事なんですが。
さて、花の咲く場所ですが、パフォーマンスはとても良かったです。当日に徳島入りをして空港から直接会場にそれこそ開演直前に到着をしてという状況で、そもそもまだ朝10時過ぎたくらいの時間帯で普通はライブをやるような時間ではない、ということを考えれば声も良く出ていたのではと思います。ただ、序盤しばらくの間、音響が今ひとつだったように思いました。まったくリハーサルもやっていない状態では仕方がない部分かもしれません。そして2曲目は「Aroma of happiness」、まだCD発売がされていない新曲で私は生で聴くのは初めてです。ステージ下に置いてある歌詞カードに時折視線をやっていてまだ歌いこまれていないのかな、という気もしましたが、やはりこの曲は良いですね。個人的に今井さんにはこういった明るく伸びやかなポップスがとても似合っていると思っているので、この曲やSPARKLEStrawberry~甘くせつない涙~のような曲が増えてくれると嬉しいんですが。曲間にちょっとしたトークを挟みつつも今井さんのソロステージが続きます。3曲目は「いっしょ。」。比較的最近の曲ですがすっかりライブ曲として定着しましたね。というか今井さん本人も言っているように合唱曲としてでしょうか。12月の3rdライブでもぜひ歌って欲しいものです。
3曲歌い終わって、もう1曲歌いますとのトーク。またもびっくりです。まさか4曲も歌うとは思ってもいませんでした。それも11月に発売される2ndアルバム「Aroma of happiness」に収録される未発表の新曲とのこと。数日前にレコーディングが終わったばかりで人前で歌えるか自信は無いが、それでも歌ってみたい聴いて欲しいとのことで急遽セットリストに加えたのだそうです。そうして今回初披露された「サ・ヨ・ナ・ラ」ですが、これが渾身のバラード曲でした。シュタインズ・ゲートの牧瀬紅莉栖を演じた事で生まれた曲だそうで、今井さん自身が作詞した歌詞にはそこから生まれた気持ちが綴られているようです。いや、正直かなり良かったです。その後、SSG内でも少し流されましたが期待できる曲だと思います。アルバムの発売がまた楽しみになりました。 余談的な話になりますが、今井さんのステージの間、ずっとステージ横で5pbの濱田さんが真剣な顔で今井さんのパフォーマンスを見つめていたのも印象的でした。プロデューサとしての顔なんでしょうね。そうかと思えば、用意されている歌詞カードを入れ替える仕事をやっていたりと雑用もこなしていて、プロデューサさんはいろいろ大変なんですね、と思ったりもしてました。

さて、ここでステージにもう一度全員が上がり、全員で定番の「Refrain」を歌ってつきねこステージは終了となりました。
計8曲も歌ったわけですが、つきねこ曲は2曲だけ。正直言って、今井麻美のミニライブに水野愛日とつきねこがついてきた風ですらありました。アイドルマスターと今井さん目当てで徳島まで来ている私ではありますが、これはどうなんだろうと感じました。もちろん今井さんの歌が4曲も聴けて、初披露曲まで含まれていたなんてファン的には「神イベントだ!」ってなもんなのですが、「つきねこ」の看板つけたステージでこれやっちゃうのかぁ、と思ったのもたしかです。つきねこについて詳しくないのでどれくらい持ち歌があるのかとか全く知りませんし、そもそも第1回マチアソビの時も同じような構成だったのですからそれに準じた形で今回もやってきただけとも言えるのですが。
ただ、私が何を気にしているかと言うと、最後の「Refrain」を全員がステージに上がって歌っている時に一部出演者の覇気が無いように、表情が固いように見えてしまったのが心に引っかかったのです。私にだけそう見えてしまったのかも知れませんが。 そんな中、きっちり歌って踊り、笑顔で観客に応えていた喜多村、阿久津の2人はやはり違うなぁとも思いました。
私が印象が悪く見えた人達も、単にそういう風に見えてしまう人なのかも知れないし、本当に裏では何かあったのかも知れませんが、舞台の上では演者としてきっちりして欲しいなとも思います。

個人的には色々と驚きの連続のつきねこステージでしたが、総じて満足度の高いステージでした。結局のところここに行き着くのですが、まさかの今井さん4曲熱唱。しかも新曲2曲で初公開1曲です。本命のアイマスステージを待たずして徳島に来た甲斐があったというものです。今回はあまり出番の無かったつきねこの他のメンバーですが、翌日以降も出番はたくさん控えていますのでそちらに期待かな、と思いつつ、次のシュタゲステージまでステージ上のセッティングを見守りながら休憩時間に入りました。


つきねこステージまででどれだけ書いているんだ、と自分に疑問を感じつつも続きはまた別の記事で。

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