ついつい「10th」と呼んでしまうのだけれど。
10thの方が呼びやすいんだよね。長いことアニバーサリーライブをこの形で呼んでいたし、10周年ということをどうしても強く意識してしまうからというのもあるんだろうね。
さて、なにはともあれ、みなさんお疲れ様。そして、おめでとう。ありがとう。
楽しかったね。本当に、楽しかったです。
ライブはいつだってお祭りだけれど、アイドルマスターの世界が広がって大きくなっていくのにつれてライブの間隔が狭まっていって、ライブだけではなく色んなことの密度がどんどん濃くなっていって、まるで1年中お祭りをしているみたいな毎日を過ごせていて。
だけれど、非日常はどんなに日常に感じられたとしてもやっぱり日常ではないし、日常であってはならないと思うし、だからいつかは終わるものだってことを頭のどこかに置いていて、お祭りを楽しみながらも、これが終わった時にどうすればいいんだろうということもぼんやりと意識していて。
10周年という節目で、もしかしたらいつも以上に、終わり方、終わらせ方を意識している私を、my songでぶん殴ってくれたことが本当に嬉しかったです。
「終わらない、my song」なんてものは幻想かもしれないけれど、
「辛くても進んでゆけるのは大切な夢がある」から
「喜びだって 悲しみだって いつかは思い出になる」から
「新しい私になる」から
「いま明日が生まれる」から
だから、終わり方に気をとられるのはもうしばらくは良いかな。
もうしばらくは、このちょっとばかり異常なお祭りの中で楽しんでいたいかな。
アイドルマスターはずっと前から「Cast a spell on me!」とも言っていたんだった。
ずっと魔法の中にアイドルマスターはあるんだった。
次の10年を考えるよりも今の1年1年を大切に。「今を大切に、悔いの無いように」
とりとめないけれど、これで10thの感想終わり。
改めて、みなさんお疲れ様。そして、おめでとう、ありがとう。
そして、これからもよろしくね。